「自分用」ナラティブ絵本

こんな方におすすめです

一人でモヤモヤ考えて、気分が不安定になる

「以前のように頑張れない」

「やろうと思っても、やる気になれない」

「気分転換にでかけようと思っても、コロナが心配」

人生の振り返りをしたいが、何をすればよいかわからない

「自分史のように何か残したいが、文章を書くのが苦手」

「子どもや孫に伝えたいことがあるが、どう表現すればよいかわからない」

病気を経験し、生きた証を残したい

「病気を経験し、死を意識した。何かを残したいという思いが強くなった」

「特別なことはしてこなかったが、大事にしてきたことを形にしたい」

「身近な人と過ごした療養生活のちょっとしたエピソードを絵本にしたい」

ナラティブ絵本の活用方法

1.心の安定を目的とする場合

「カウンセリング」でモヤモヤ解消

一人で考え込んでしまうと、ネガティブな思考になりがちです。

まずは、モヤモヤの原因を整理します。

 

次に、「偏った考え方の癖」の修正をサポートします。

 

カンセリング後しばらくの間、気分よく過ごせるのですが、長年の生活環境で形成された「考え方の癖」は簡単に変えられません。

 

 「考え方の癖」 は誰もが持っていますが、「偏った考え方の癖」は否定的感情につながり、こころのエネルギーを消耗します。

 

こころのエネルギーを減らさないように、自分で気分をコントロールできるとといいですよね。

「絵本づくり」で気分の安定化

気分の安定化を図る方法として、絵本をつくります。

 

「絵本づくり」のプロセスの1つ目、まず物語を考えます。

クライアントさんが自分の物語を考えることで人生を肯定できます。

 

そして、「絵を描く」「色を塗る」「文章を書く」などの創作活動を楽しむことが、気分転換につながります。

 

さらに、完成した絵本は手軽にながめることができます。

ながめながら絵本づくりのときに味わった前向きな感情を思い起こし、「自分なりに頑張った」「いい人生だった」ことを再確認できます。

  

絵本の最後のページは、クライアントさんが望む未来のイメージを描きます。

夢や希望をもつことは、精神の安定、気分のコントロールにつながります。

 

このように、「カウンセリング」「絵本づくり」をセットで行うことで、何気ない日常の幸せを感じながら、日々の暮らしを楽しむことにつながると思います。

2.生きた証を表現する場合

人生を振り返り、大事にしてきたことを物語にする

カウンセリングでは、まず人生曲線を書いていただきます。

よかったこと、辛かったことなどを振り返りながら、苦労をどのように乗り越えてきたのか、お話を伺います。困難を乗り越える過程には、ご本人が気づいていない強みがあります。

 

 

また、人生において大切な「価値観」を確認し、なぜそれが大事なのかをお話いただきます。

そのエピソードが物語の軸になります。

ナラティブ絵本の作成方法

1.申込み

「問い合わせフォーム」からご連絡ください。

2.カウンセリング

1時間のカウンセリングを3回ご利用ください。

「コーディネーター」が、カウンセリング、絵本作成の相談・調整を担当します。

3.ストーリーの作成

①  「コーディネーター」が、「語り手」の方がお話くださった内容に基づいて絵本のストーリー案および企画書を作成します。

②  「語り手」の方の意向を確認しながら適宜ストーリー案を修正し、絵本企画書を作成します。

③  ストーリー作成は、1時間の相談サービスを3回ご利用ください。

④「語り手」の方から、絵本作成にあたり必要な資料、写真等のコピーを一時的に提供していただく場合があります。お預かりした資料等は、絵本作成後に返却致します。

4.絵本作成方法の選定

絵本作成方法を3つのコースから選んでください。

A:ゆっくり自分で作成コース

B:苦手な部分はお願いコース

C:全ておまかせコース

5.絵本作成

各コースの方法で絵本を作成します。

6.絵本完成!

ナラティブ絵本作成プロセスの紹介

 ナラティブ絵本「よしこさんの野菜作り」を例として、作成プロセスをご紹介します。 

カウンセリング

1.自律神経を整える

 クライアントさんの体調をお伺いし、必要に応じて、アロマセラピー、呼吸法、マインドフルネス等、自律神経を整える方法をお伝えします。

 

いくつかお試しいただきながら、自分に合う調整方法を日常に取り入れていただけるようサポートします。

 

また、いくつかの方法をお試しいただきながら、自身の体調をモニタリングすることで、

「からだ」や「こころ」のサインを見逃さず、良いコンディションを保つことができます。

 

お客様の声

紹介してもらったアロマを試してみました。

スイートオレンジというアロマをアロマシールに滴下し、洋服に貼っていました。

以前は、悩みだすとぐるぐると考えてしまうことがありました。

そのような時は、家事など、何もやる気がおきませんでした。

オレンジのアロマが、ふわっと香り、気分がよくなり、とりあえず、動いてみようという気分になりました。

 

2.認知行動療法で「考え方の癖」を修正する

嫌だなと感じた出来事を振り返り、ストレッサー、ストレス反応、考え方の癖を図式化します。

 

悩みを「見える化」することで、自分で「変えられること」と「変えられないこと」を整理することができます。

 

自分で「変えられること」については、対策を一緒に考えます。

 

自分で「変えられないこと」については、受け入れられようサポートします。

 

また、「考え方の癖」の修正については、カウンセリング期間中、クライアントさんの状況に応じたサポートを行います。

 

お客様の声

複雑な問題だと思っていたことが、整理して考えると簡単明瞭になりました。

こうやって整理するんだと思いました。

ノートに出来事や考えたことを書くようになりました。

3.人生曲線を描き、これまでの人生を振り返る

クライアントさんに、幼少期から現在までの「人生曲線」を書いていただきます。

次に「人生曲線」に基づき、これまでの人生を振り返り、語っていただきます。

 

よかったこと、辛かったことなどを振り返りながら、苦労をどのように乗り越えてきたのか、お話を伺います。

 

クライアントさんのこれまでの経験、語りの内容によって、「気づき」は様々です。

・過去の出来事が、現在の自分を支えていると気づく

・ネガティブな出来事に新たな意味を見出せる

・周囲の人への感謝の気持ちを再確認する

・自分で気づかなかった強みに気づく等

 

お客様の声

いろいろあったけど、今、こうやって暮らすことができている。幸せだわね。

お父さんのおかげね。

庭で野菜を育てるのが楽しい。種を植える時期など年間計画を立てて、自分なりに工夫しているのよ。

4.これまでの人生で大事にしてきたことを確認し、望む未来を描く

これまでの人生において大切な「価値観」を確認し、なぜそれが大事なのかをお話いただきます。

そのエピソードが物語の軸になります。

 

また、クライアントさんが「望む未来」について、具体的に伺います。

 

そのイメージを絵本の最終ページの絵としております。

 

お客様の声

家族関係がギクシャクしていることが悩みでした。

自分は、どうしていいかわからないし、何もできないから、あきらめていました。

でも、自分が死んだ後も、家族には仲良くしていてほしい。

自分が生きている間、できることをしていこうと思いました。

絵本づくり

1.絵本のテーマを決める

クライアントさんの「望む未来」「価値感」「強み」を軸に、絵本のテーマを設定します。

 

「望む未来」は、「家族仲良く」でした。

 

また、大事にしていること(価値観)、がんばっていること(強み)は、庭での野菜作りでした。

 

クライアントさんは、庭での野菜作りを熱心に行っていました。

種まきの時期については、野菜づくりのノートに、年間計画を詳細に記載していました。

また、野菜や果実の生育が不良の際には、インターネットで対策を調べ、様々な工夫をしていました。

 

おいしい野菜や果実を収穫して、家族に食べてもらうことがクライアントさんの楽しみでした。

 

これらのことから、庭での野菜作りをテーマとし、最後のページは、家族で仲良く収穫した野菜を食べる絵としました。

2.絵本のストーリー案を作成する

物語は、四季折々の野菜作りに関するエピソードとしました。

クライアントさんのアルバムから、野菜作りや庭での家族との思い出に関する写真を選んでいただき、その写真を見ながら、思い出を語っていただきました。

そのエピソードを基に、コーディネーターが、絵本のストーリー案を作成しました。

3.絵本企画書を作成する

クライアントさんの意向を確認しながら、コーディネーターが絵本企画書を作成します。

 

クライアントさんは、「苦手な部分はお願いコース」を選択されたため、絵の制作を絵本作家に依頼しました。

物語の意図等を含めた情報を絵本企画書にまとめ、絵本ストーリー案とともに、絵本作家に、絵の制作を依頼しました。

4.文字入れ

絵本作家による絵が仕上がった後、クライアントさんが文字入れを行いました。

文字の配置や文字の大きさなど、適宜、コーディネーターが相談に応じました。

5.絵本完成!

最後に、絵本の表紙と裏表紙にフィルムを貼りました。

フィルムを貼ると、表紙の絵をよい状態で保護できます。

クライアントさんだけのオリジナル絵本の完成です!

お客様の声

嫌なことにフタをして、毎日モヤモヤした気持ちで過ごしていました。 

カウンセリングでは、複雑な問題だと思っていたことが、整理して考えると簡単明瞭になりました。 

未解決のこともありますが、今は前向きな気持ちで自分の役目を果たしながら、草むしりや友人と過ごす時間を楽しめるようになりました。(70歳代 女性)

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